2010年6月27日日曜日

雑草との付き合い方

雑草は簡単にいうといらない植物。目的につくために障害になるもの。じゃまなもの。雑草はなければ、仕事も楽になる。

でももっと広い意味でみれば、雑草という考えも”Right place, right time”でもっと自分のために働くものになる。雑草とか、草とか、何でも生えていることで、土が流れるのをとめれるし、乾燥とか、いろんな生物も栄える。

雑草は特に成長が早いから、栽培している野菜やお茶もよくのまれてしまうくらい。これを抑えるために、耕したり、除草剤まいたり、野焼きしたり、鎌とか手で取ったりで、方法はちがっても、目的は同じ。”Get them outta here"

場所と時があうと、つまり”Right place, Right time”では雑草もカバークロップとか緑肥とよばれることもある。お茶畑でよくあるのはソルゴーを畝の間に植えることで、有機物を増やしたり、風から茶の樹を守ったり、硬い土をやわらかくしたりする。

自然栽培の使い方では肥毒を抜くというやりかたもある。エンバクとかカバークロップを使って、根が深く入っていく。深いところにたまっている肥料は物理的に抜き取ることは難しい。雑草はこういう仕事が特に得意で驚く結果。

実際に私がカバークロップを今年植えていたところがずっとライム色で肥毒はほとんど抜けたとおもっていたけど、Rainy seasonが終わって土が乾いてくると、根がどんどん深く入っていくと、そこにたまっていた肥料を見つけたらしく、濃い緑色になってきた。こうやって肥毒は抜けていく。
カバークロップを使わなくても肥毒を抜けることもわかった。窒素飢餓を起こさせると、3-6ヶ月はなにも育たなくなるけど、こぼれた油を吸い取るペーパータオルみたいにどんどん吸い取っていく。その後は土が急に変化して、自然栽培に近い状態で育つ。炭素の高いものを深く入れると、酸素がなくて、分解されないから、土ができるまでは表面から10cmが限界かな。でも雑草もつかいかたで、同じように効果をだせる。




雑草でもフィールドの管理のしかたを少し変えると、雑草もえさになる。羊は草を食べるけど、茶は食べない。そこで、茶畑に放し飼いにすると、雑草は抑えられる。これを夏にできれば一番いいけど、雑草も夏の成長がはやいから、でもオーガニックのルールに違反するらしい。だからいまでも、芝刈り機でぶんぶん石油資源使って草刈と払刈機で草を取る。でも炭素の固定量を増やすために、最初は草ぼうぼうに大きく伸ばす。伸びた草は扱いが面倒だけど、堆肥とか有機物をもってくるのも面倒。やっぱりみんな楽をしたい。

雑草にも種類があって、扱いやすいのと扱いにくいのがいる。緑肥でつかうのはよく言うことをきくけど、ワイルドに生えているのは、個性がありすぎて面倒もいる。

最近は草を伸ばしたままで、40cmくらいの茶の樹もだいぶ草に埋まってしまった。そのなかによこに伸びるCrawlerタイプの草は茶の樹の下に入っていって隠れて、芝刈り機で刈っても、すぐに再生してくる。最後はやっぱり手でひっぱる。フィールドではいくつかカバークロップもうえてあるけど、調子がいいのは元気に育っている。少し前に全部芝刈りで切って乾かす。天気がよくないと、切ったのがそのSegmentsから生き返ってくる。

いろいろあるけど、雑草も抑え方は自然の状態をみるのがいちばんいい。5年、10年、20年とあとにどうなるか、大体わかる。どれでも光と土がないとだめで、上に何か育てて、グラウンドはカバークロップでOccupyしてしまうと、ほかの雑草も勢いがよくならないで、しばらくしてあきらめてくれる。

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