ここはオヒア(or オヒア・レフア、 ohia-lehua)の林と牧草地が基本的な植物の構成。その中にストロベリーグァバ(Guava)がジャングルのように生い茂っていたが、それは取り除いた。
草といっても、いろいろと種類があるが、熱帯地方だけあって、冬に草が枯れないから、年中残っている。日本やアメリカ本土の栽培方法で、いろんなカバークロップや緑肥で雑草を防ぐ方法があるが、カバークロップが雑草になることもある。
ギニアグラスなんかそのいい例。雑草化して、10ftくらいの高さにまでなる。株が太くなって、手では抜けなくなる。ほかにも、草では多年生の背の高い草はその性質がある。
自然に雑草を除去し、その土のみを利用して栽培する。理想的にはそうだけど、雨と太陽がバランスよく降り注ぐこの地域は雑草とのやりとりで頭が悩まされる。
雑草の生育、ニッチ(niche)を理解することから、自然除草を始める。
福岡正信氏は、「植物を愛するがため、雑草を憎む。それを保護しようとして、雑草を除去する。」というように、考え方から間違っていると指摘する。 そこで、自然の力を利用した、自然除草にクローバーの利用などが有名だが、そのほかにもいろいろな要素をみると粘土団子がいいという。
粘土団子もいいが、できるだけあるものでやろうとはじめ、赤粘土がないので、そのほかの方法を試した。
雑草にもいろいろ種類があって、土を裸の状態ではじめると、土の状態に応じて生える雑草が大体決まっている。 その中でも土を肥やす雑草の利用と、その他の雑草の対策方法で、自然除草の大部分は体系づいてきた。
どの雑草も太陽の光と水と土がないと存在できない。 岡田茂吉自然農法の原理でいうと光(火素)、水(水素)、土(土素)で植物は育つから、雑草をみていると、どんなにあれた土地でもこれだけあれば育つ。
雑草の種類にも、上に伸びるもの、横に這うもの、地中をくぐるもの、他のものに巻きついて上に伸びるもの、株元から他の植物に覆いかぶさるものといろいろある。 また、土の性質の違い(pH、肥沃度、硬度)などでも生育の状況も違う。 こういった要素を照らし合わせて、それぞれの雑草の性質を把握して、対処するのがいい。
タンポポやそれに似た綿のような風に飛ぶ種をもつものは、裸の土地によく生える。 1年生の雑草なので、これは放っておけばそのうちいなくなる。 気になるなら、それより早く育つものを植えればいい。 ソバなど初期成長のはやいものなら、多くの雑草を抑えることもできる。
動物で管理する方法
有機栽培ではいろいろとルールがあって、難しいことがおおいが、羊や鶏などの動物を組み合わせることで雑草はある程度管理できる。ギニアグラスは下刈りを続ければそのうち枯れるが、その頻度の多さと期間が長さが難しい。でも、羊を組み込むことで、管理が楽になる。
羊は、牧草地の広さを制限すると、どんどん下へと草を食べて、地面すれすれまで食べ続ける。この性質を組み合わせることで、収穫後のフィールドの管理や栽培中のフィールドの雑草よけもできる。マメ科の植物は羊もこのんで食べるので避けるのがいい。
アブラナ科は見向きもしなかったが、ときどき植物ごと引き抜くこともあるのが面倒。
羊をいれると周りの雑草対策は楽になるが、土がやせて硬くなる。草ばっかりで硬い根がはらない。その上を乱暴に歩き回る。そこに違う何かの種をまくのがいいかな。
自然生(じねんせい)とは自然栽培のような自然環境と他の作物の生態を利用して、農作物を栽培する考え方です。昔から茶園にはコンニャクを栽培していました。効率よりも、自然の質や味を考えて、収量よりも、自然との関わり。いろいろ亜熱帯気候で農業のこと勉強実践しています。
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初めまして。わたくしは2012年にホノルルからマウンテンビューに越し、小さな農業を始めました。開いた土地には土がなく、ヒロのマルチでせっせと畝を作り、養鶏をしながらその鶏糞を混ぜたりで土づくりから始めました。栽培しているのは主にミョウガなどです。雨が多く、標高があり寒暖の差があるので、よく育ってくれますが、悩みは草です。頻繁にウィードワッカーで刈りますが、70ほどの畝があるので、体力の限界。今は逆に草をはびこらせ、保湿、日陰つくりの目的で、ボーボーです。健康な芽が出たところの周りから除草し、草マルチをする方法をとっています。おっしゃるとおり、いろいろな雑草があり、今では大体の性質がわかるようになりました。長くなりました。私は大下友子と申します。ファーム名はTomo Farmです。情報をありがとうございました。
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