雑草は簡単にいうといらない植物。目的につくために障害になるもの。じゃまなもの。雑草はなければ、仕事も楽になる。
でももっと広い意味でみれば、雑草という考えも”Right place, right time”でもっと自分のために働くものになる。雑草とか、草とか、何でも生えていることで、土が流れるのをとめれるし、乾燥とか、いろんな生物も栄える。
雑草は特に成長が早いから、栽培している野菜やお茶もよくのまれてしまうくらい。これを抑えるために、耕したり、除草剤まいたり、野焼きしたり、鎌とか手で取ったりで、方法はちがっても、目的は同じ。”Get them outta here"
場所と時があうと、つまり”Right place, Right time”では雑草もカバークロップとか緑肥とよばれることもある。お茶畑でよくあるのはソルゴーを畝の間に植えることで、有機物を増やしたり、風から茶の樹を守ったり、硬い土をやわらかくしたりする。
自然栽培の使い方では肥毒を抜くというやりかたもある。エンバクとかカバークロップを使って、根が深く入っていく。深いところにたまっている肥料は物理的に抜き取ることは難しい。雑草はこういう仕事が特に得意で驚く結果。
実際に私がカバークロップを今年植えていたところがずっとライム色で肥毒はほとんど抜けたとおもっていたけど、Rainy seasonが終わって土が乾いてくると、根がどんどん深く入っていくと、そこにたまっていた肥料を見つけたらしく、濃い緑色になってきた。こうやって肥毒は抜けていく。
カバークロップを使わなくても肥毒を抜けることもわかった。窒素飢餓を起こさせると、3-6ヶ月はなにも育たなくなるけど、こぼれた油を吸い取るペーパータオルみたいにどんどん吸い取っていく。その後は土が急に変化して、自然栽培に近い状態で育つ。炭素の高いものを深く入れると、酸素がなくて、分解されないから、土ができるまでは表面から10cmが限界かな。でも雑草もつかいかたで、同じように効果をだせる。
自然生(じねんせい)とは自然栽培のような自然環境と他の作物の生態を利用して、農作物を栽培する考え方です。昔から茶園にはコンニャクを栽培していました。効率よりも、自然の質や味を考えて、収量よりも、自然との関わり。いろいろ亜熱帯気候で農業のこと勉強実践しています。
2010年6月27日日曜日
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